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データドッグ($DDOG)のFY22.Q1決算発表【好決算!】
こんにちはー!
本日は先日発表されたデータドッグの決算報告についてまとめました!では、内容を見ていきましょう ♪ 前回の決算はこちら。
業種:コンピューターソフトウェア・エンタープライズ(Computer Software - Enterprise)
目次
- データドッグ($DDOG)FY22.Q1:決算発表サマリー
- 売上:◎、EPS:◎、ガイダンス:◎
- C = Current Big or Accelerating Quarterly Earnings and Sales per Share
- 調整後純売上(四半期)
- 営業利益率(四半期)
- 顧客数推移(四半期)
- Non-GAAP EPS(四半期)
- A = Annual Earnings Increases: Look for Big Growth
- EPS(年間)
- 一株当たり営業 CF(四半期)
- ROE
- N = Newer Companies, New Products, New Management, New Highs Off Properly Formed Chart Bases
- S = Supply and Demand: Big volume Demand at Key Points
- L = Leader or Laggard: Which Is Your Stock?
- I = Institutional Sponsorship
- ガイダンス
- 決算コール質疑応答
- まとめ
データドッグ($DDOG)FY22.Q1:決算発表サマリー
売上:◎、EPS:◎、ガイダンス:◎
C = Current Big or Accelerating Quarterly Earnings and Sales per Share
調整後純売上(四半期)
$363m / YoY+83%増(アナリスト予想:$333.77m)
*前年同期比で25%以上であることで、引き続き成長率は高い
営業利益率(四半期)
顧客数推移(四半期)
10万ドル以上の契約金額をもつ顧客数
Non-GAAP EPS(四半期)
$0.24 / YoY +312%増 (アナリスト予想:$0.11)
*前年同期比で25%以上であることで、成長率はかなり強い
A = Annual Earnings Increases: Look for Big Growth
EPS(年間)
一株当たり営業 CF(四半期)
$0.43 / YoY +153%増 / vs Non-GAAP EPS +76%増
ROE
0.9%
*Return on Equity は最低でも17%以上であること
N = Newer Companies, New Products, New Management, New Highs Off Properly Formed Chart Bases
*新商品、新サービス
S = Supply and Demand: Big volume Demand at Key Points
*上昇の出来高が高く、下落の出来高は枯渇していること
その他検討事項:自社株買入、負債比率、比率が高い株式分割は X
L = Leader or Laggard: Which Is Your Stock?
*同じグループ・業種の中で上位2、3社を選ぶ
*RS ライン(マーケットと比較して、強いか否か)
*市場が調整中にマーケット下落より下落幅が少ない
I = Institutional Sponsorship
*機関投資家が市場の7割くらいを動かしていて、機関投資家の質と増加が大事
ガイダンス
ガイダンス:
・調整後純売上:(FY22.Q2)$376M ~ $380M (前年比 +61%~63%) /(通年)$1.6B ~ $1.62B (前年比 +56%~57%)
・EPS:(FY22.Q2)$0.13 ~ $0.15 /(通年)$0.70 ~ $0.77
アナリスト予想:
・売上:(FY22.Q2)$361.6M(前年比 +55%) /(通年)$1.539B (前年比 +49%)
・EPS:(FY22.Q2)$0.12 /(通年)$0.52
決算コール質疑応答
Q:セキュリティーのサービス分類について。R&D について、クラウド集中の企業であることのメリットについて。
A:セキュリティーのカテゴリーも大きく、弊社が注力しているのはアプリケーションとそのローンチ。アプリケーションに関連するライフサイクル、例えばデベロップメントとかを見ている。クラウド集中型であることは大きくプラスで、お客様が弊社の商品の何を使っている・使っていないも即座に分析できるので、より良い商品を提供するのにスピードが速い。
Q:ハイパースケーラーとの関係について。金利の上昇や GDP の下落について、防御対策は?
A:ハイパースケーラーとはより関係性が深まっている。データドッグのビジネスがうまくいくことによりハイパースケーラーへの収益も増加するので、良いシナジー。最近、アジュールとの提携の更新もアナウンスされている。 デジタルやクラウドのプロジェクトは引き続き優先順位が高いと思っていて、今後も投資が続くと考えている。もちろん、途中途中でボラティリティはあるかもしない。
Q:DevSecOps において他社と提携しない理由は?
A:弊社の商品は、顧客のインフラアプリケーション関連のデータを大きくサポートしていて、なおかつ開発とオペレーションが毎日使っている。通常のセキュリティー商品は、セキュリティーチームが使うために作られていることが多く、弊社が求めているものとは違う。もちろん、既存のセキュリティー企業とも提携はしているが、弊社自身のセキュリティー商品も別の付加価値があると考えている。
Q:PL に計上する売上と請求金額の乖離は今までの中で一番大きいが、何故?
A:請求が出されるタイミングは色々あり、基本大きな契約なら年に一度の請求。また、今期はいくつか大きな契約は年度前払いの請求書を出している。弊社としては売上と ARR の方が経営状況を見るのに適切と考えている。
Q:アプリケーション・セキュリティーの進捗(shift left:より速い段階でテスティングをすること)について。
A:Shift left はより多くに適用している。CICD observability(Continuous Integration and Continuous Delivery の可視化)のような新しいカテゴリーにも投資をしている。
Q:Hdiv の買収について。(Hdiv はセキュリティーテスティングのソフトウェアを提供する会社)
A:クラウドセキュリティープラットフォームのアプリケーションに適用する。
まとめ
C:◎ → 50%以上
A:◎ → 50%以上
N:○ → 新商品
S:○ → 直近の上昇での出来高高い
L:○ → 業種平均を大きく上回る
I :○ → 機関投資家、上昇中
M:X → 確固たる上昇相場
金利上昇でグロース株にはかなり厳しいマーケットで、決算が良くても入るには難しい状況です。引き続き注目銘柄ではありますね!
では、素敵な 1 日を ♫